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市民は牛タンあまり食べない 「いずい」説明難しい… 「仙台あるある」動画が人気急上昇

仙台の「あるある」を平野さんが早口で紹介する動画の一場面

 仙台市民が思わず「あるある」と言いたくなる地元ネタを紹介する動画チャンネルが、投稿サイト「ユーチューブ」で話題となっている。「仙台弁『いずい』の説明が難しい」「市民は(名物の)牛タンをほとんど食べない」など一度は経験、心当たりがあるネタばかり。中高生を中心に人気が広がり、チャンネル登録は5万人を超えている。
 動画は青葉区の平野勝也さん(22)が制作し、配信する。「仙台系ユーチューバー」を名乗り、動画チャンネル「かっつー」を開設。昨年5月、仙台の特徴を平野さんが早口で紹介する「仙台あるある20連発」の動画を投稿し、再生回数は既に28万を超えている。
 「同意するとき使う『だから』が県外の人に通じない」「小学生は笹かま工場の見学に行く」など多くの市民がうなずいてしまうエピソードを集めた。地元ネタは自身の経験や直感を頼りに発掘し、ファンからの提案も時々採用する。
 よりマニアックなディープ版、超ディープ版も配信中。「八木山ベニーランドのCMソングは市民のほとんどが歌える」「JR仙山線はよく止まる」などのネタを披露する。「泉中央あるある」「アーケードあるある」「高校あるある」などの動画も公開している。
 初投稿以来、平野さんは若者の間で人気がうなぎ上り。昨年12月に開催したファンイベントには、市内の中高生ら600人が集まった。今年4月には村井嘉浩知事と「共演」し、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛を呼び掛けた。
 今後は「仙台駅」「仙台への不満」をテーマに「あるある動画」を制作する予定。「(駅2階の)ステンドグラス前で待ち合わせしがち」「市地下鉄の運賃が高い」などのネタを想定しながら、ツイッターでアイデアを募集している。
 平野さんは「動画を見た若い世代が仙台に関心を持ってくれたらうれしい。多くの共感が得られる『あるある』を発信し、全市民に顔と名前を覚えてもらうことが目標だ」と意気込む。


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2020年06月30日火曜日


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