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「能代工」名称残らず 西高と統合へ

高校統合により本年度で校名が消える見通しになった能代工高

 秋田県議会の教育公安委員会は6日、来春統合する能代市の能代工高と能代西高の名称を「能代科学技術」とする条例改正案を全会一致で可決した。7日の本会議でも可決される見通し。男子バスケの伝統校、能代工の名称は本年度いっぱいで消えることになった。
 質疑は行われなかった。高橋武浩委員長は取材に「対等統合で、時間をかけて校名案を絞り込んだ。新校名発表から時間がたち、生徒らにも浸透していることなどから現行案で行くべきだとの意見が多かった」と話した。
 能代工は全国優勝58回を誇る。全国のバスケファンや卒業生らが能代工の名前を残すよう求める署名や嘆願書、陳情を県議会に提出していた。一方、能代西の同窓会からは新校名決定を尊重するよう求める要望書が県教育長に出ていた。
 三浦茂人委員は「能代工から感動をもらった自分としては、残してほしい気持ちもある」としつつ、「新しい伝統をつくる在校生の意見を尊重するべきだ」と話した。
 能代市山本郡選挙区選出の吉方清彦県議は取材に「県教委は(名称選考の)途中経過を伝えてこなかったため市民に混乱を与えた」と批判した。


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2020年07月06日月曜日


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