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戊辰戦争の仙台藩士12人しのぶ 秋田で慰霊祭

川反観音像の前で、使者12人の冥福を祈る参列者

 戊辰戦争で奥羽越列藩同盟からの離脱を図った秋田藩の説得に訪れ、勤王派の秋田藩士に暗殺された仙台藩の使者12人の慰霊祭が命日の4日、秋田市であった。同市の地元有志でつくる川反先人慰霊秋田委員会と仙台藩志会が主催した。
 仙台藩士の子孫と秋田委員会の会員ら計18人が参列。暗殺された藩士の首がさらされた場に、秋田委員会が2000年に建てた同市大町の「川反観音像」を訪れ、読経と焼香の後、手を合わせて冥福を祈った。
 秋田委員会の中島康介会長(86)は「新型コロナウイルスの影響が心配だったが、観音像建立20年の節目を何とか迎えることができた」と語った。
 殺害された藩士志茂又左衛門の子孫、榎戸通夫さん(80)=仙台市若林区=は「過去にこのような不幸な出来事があったことが忘れられないよう後世に語り継いでいきたい」と話した。


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2020年07月06日月曜日


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