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岩手・陸前高田の海岸で避難訓練 津波フラッグ確認、高台目指す

海岸を離れ、足早に高台を目指す子どもたち

 岩手県陸前高田市広田町の大野海岸で7日、津波避難訓練があった。地元の子どもたちや保護者が、砂浜から海抜約21メートルの高台にある広田地区コミュニティセンターを目指した。
 震度6弱の地震が起き、大津波警報が発令されたとの想定で、広田小の児童や高田高の生徒、地元住民ら約250人が参加。避難を呼び掛けるサイレンが鳴り、赤と白の「津波フラッグ」が掲げられると速やかに海岸を離れた。
 津波フラッグは、津波警報・注意報の発表を視覚的に伝えようと、気象庁が6月に導入した。同市は今夏、新型コロナウイルスの影響で海水浴場を開設しないが、来夏以降、開設した場合は警報発表時に監視員が海辺に立てて避難を促す。
 同小6年畠山蒔吏(まきり)君(11)は「東日本大震災の時の津波の記憶はほとんどない。津波を伝える旗を見たら絶対に逃げる」と話した。
 訓練に先立ち、参加者全員で海岸を清掃。流木やプラスチックごみを集めた。


2020年07月07日火曜日


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