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石巻川開き、自宅で楽しんで 七夕飾りを写真SNSで共有

プロジェクトに向け、小さな七夕飾りを子どもたちと作る木村さん(中央)ら石巻JCのメンバー=石巻市内

 新型コロナウイルスの影響で中止となった宮城県石巻市の夏の風物詩「石巻川開き祭り」の雰囲気を楽しんでもらおうと、石巻青年会議所(JC)は9日、「おうちで川開きプロジェクト」を始める。市民らに小さな七夕飾りを作ってもらい、その写真を会員制交流サイト(SNS)を通じて共有する。石巻JCは「川開きへの思いを飾りに込めてほしい」と呼び掛けている。

 専用サイトを9日に開設し、折り紙を使った七夕飾りの作り方を動画で紹介する。自宅などで手掛けた飾りを持つ写真を撮影し、ツイッターかインスタグラムに投稿してもらう。ハッシュタグ(検索目印)は「#おうちで川開き」。写真はメールでも受け付ける。
 投稿された写真はサイトで公開するほか、29日までに集まった写真を編集して一つの作品に仕上げ、8月1日にサイト内で発表する。市内の観光拠点施設「市かわまち交流センター」で展示もする。
 石巻地方の小学校や保育施設にチラシとポスターを配ってプロジェクトを周知し、200枚の応募を目指す。
 川開き祭りは、江戸時代に旧北上川改修に尽力した川村孫兵衛の功績をたたえ、1916年に始まった。昨年は7月31日と8月1日に開かれ、東日本大震災の犠牲者を追悼する灯籠流しや花火の打ち上げなどがあった。
 プロジェクトは石巻JCのまちづくり委員会が企画した。委員長の木村亜梨沙さん(29)は高校時代、チアリーディング部員として祭りのパレードに参加。会場に飾られた七夕飾りがきれいで心に残ったという。
 木村さんは「川開き祭りの中止は残念だが、プロジェクトを通じて子どもたちにも興味を持ってもらい、来年の開催への期待を高めてほしい」と話す。
 連絡先は石巻JC0225(95)1013。


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2020年07月08日水曜日


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