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旧柏倉家住宅の一般公開、10日から 山形の豪農

金箔(きんぱく)が貼られた厨子(ずし)や蒔絵板戸が目を引く仏間。朱塗りの欄間には「日本三景」が描かれている
長さ約30メートルのかやぶき屋根が印象的な主屋。窓ガラスは大正時代に作られた貴重なものだ=5日
金箔(きんぱく)が貼られた厨子(ずし)や蒔絵板戸が目を引く仏間。町民向け公開でも大勢が足を止めた
家族の食事風景を再現したいろり。普段は質素で、使用人と同じ献立だったという

 国の重要文化財に昨年指定された山形県中山町の「旧柏倉家住宅」が10日から一般公開される。江戸時代から明治時代にかけて村山地方で紅花栽培や金融業で栄えた豪農の居宅で、本格的な公開は初めてとなる。
 18世紀後半に建てられ、主屋や蔵など8棟から成る。主屋は木造一部2階、延べ床面積476平方メートル。部分改修を重ね、近代の上層農家建築の代表例として姿を残す。2017年まで柏倉家の16代当主が居住し、町に寄贈した。
 町は4月からの一般公開を予定したが、新型コロナウイルスの影響で延期。今月3〜5日、町民に披露した。
 町教育課生涯学習グループの村山聡統括は「豪華な装飾が施されている一方、普段は浄土真宗をあつく信仰し、つつましやかな生活を送っていたことを感じてほしい」と話す。
 公開は主屋が中心で、金−日曜と祝日の午前10時〜午後4時。入場料は大人500円、中学生以下無料。


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2020年07月08日水曜日


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