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ベガッ太300体がエール送る ユアスタ初の無観客試合

サポーターのメッセージボードを持ったチームマスコットの縫いぐるみが置かれたスタンド

 静寂の中で「聖地」が再び動きだした。サッカーJ1仙台は8日、ホームのユアテックスタジアム仙台(仙台市泉区)でのリーグ戦第3節で浦和と対戦した。新型コロナウイルス感染予防のためリモートマッチ(無観客)で行われ、声援のないピッチで熱戦を繰り広げた。試合は1−2で敗れた。
 普段なら1万人以上のサポーターが声援を送るスタンドは静けさに包まれ、激しく競り合う声やボールを蹴る音が響いた。空席の一部にチームマスコット「ベガッ太」などの縫いぐるみ約300体が選手を鼓舞するサポーターのメッセージ付きで置かれた。
 異例の雰囲気の中で選手たちは悔しさを味わった。再三の好機を生かし切れずに先制を許し、一度は追い付いたものの終盤に突き放された。
 仙台市出身でキャプテンマークを巻いてフル出場したDF吉野恭平は「プロとして自分たちを奮い立たせて戦わないといけなかった。(サポーターのメッセージで)皆さんの思いを感じながらプレーできた」と話した。
 次節から制限付きで観客の入場が可能となる。ユアスタ仙台では18日の第5節の札幌戦から。7月中は約3400人が上限となる。


2020年07月09日木曜日


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