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「結婚式場のトラブルで虚偽の説明」 メルパルク仙台元従業員、会社を提訴

 勤め先が客に虚偽の説明をしたためネット上で誹謗(ひぼう)中傷され、名誉毀損(きそん)やプライバシー権の侵害を受けたのに対策を講じなかったのは安全配慮義務に違反するとして、メルパルク(東京)に、元従業員の30代女性がホームページ(HP)への謝罪文の掲載や慰謝料330万円の支払いを求める訴えを仙台地裁に起こした。8日に第1回口頭弁論があり、会社側は請求棄却を求めた。
 訴えによると、女性は2018年4月〜20年1月末、メルパルク仙台(仙台市)にウエディングプランナーとして勤務。担当の一人だった19年6月の結婚式で、複数の不手際が確認された。式を挙げた夫婦との間にトラブルが生じ、女性の個人情報や中傷がネット上に書き込まれるなどした。
 女性側は、トラブルの多くが女性に起因すると、会社が夫婦に虚偽の説明をしたと主張。夫婦が会社の説明をうのみにしてテレビや雑誌の取材に応じた上、夫婦の知人が女性の名前の一部を伏せ字にして会員制交流サイト(SNS)に投稿したことで、女性に批判が集中したと指摘している。
 女性側によると、ネット上に女性の氏名や住所などの個人情報がさらされ「首つり自殺も実況してほしい」などの書き込みが相次ぎ、女性は不安障害と診断されたという。
 会社側の代理人は「事実関係についても、ほぼ全面的に争う」と話した。


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2020年07月09日木曜日


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