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松島湾巡る大型遊覧船 21年ぶりの新造船を披露

窓が大きく開放的な雰囲気の仁王丸の船内

 宮城県松島町の松島島巡り観光船企業組合は9日、21年ぶりの新造船となる大型遊覧船「仁王丸」(180トン)を地元の観光関係者らにお披露目した。当初は4月中旬に就航を予定したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた。大型遊覧船は3隻体制となり、仁王丸は1日2回程度運航する。
 仁王丸は全長約35メートル、幅約7メートル。定員は1、2階の椅子席とデッキを合わせて400人。椅子席前方には地図などで運航情報を案内するモニターを設置した。
 訪日外国人旅行者(インバウンド)のニーズに応えるため、音声案内を多言語に自動翻訳するスマートフォン向けアプリに対応。Wi−Fiを導入し、窓際の席には充電用のコンセントを設けた。
 バリアフリー化を進め、乗り入れ口のスロープに加えて段差のない多目的トイレを採用。また、子育て世代に配慮し、おむつ交換台のある授乳室も備えた。
 組合は自治体からの外出自粛要請などを受けて4月7日から休業。6月13日に土日曜限定で運航を再開した。7月から平日の運航も始めたが、定員は従来の2分の1に減らしている。
 お披露目には約40人が参加。仁王丸に乗り込んで松島湾を周遊した。大山弘代表理事は「新造船で日本三景を楽しんでもらい、松島全体を盛り上げていきたい」と意気込んだ。


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2020年07月09日木曜日


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