秋田のニュース

地上イージス断念「ふに落ちない」「住民にうそ」 東北選出の議員が追及

 秋田市などが候補地となった地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備の断念後、初の国会論戦となった8日の衆院安全保障委員会閉会中審査では、東北選出の議員が「地元住民にうそをついた」と追及する場面があった。
 防衛省が迎撃ミサイルのブースターを安全に切り離せない技術的問題を撤回理由に挙げたことに対し、元防衛相で自民党の小野寺五典氏(宮城6区)は「ふに落ちない」と切り出した。「当初は『安全性を検討する』と説明していたが、だんだんと『(演習場内などに)落下する』と答弁が変わった」と矛盾を突いた。
 撤回に伴い、国の安全保障に穴が開くとも指摘し「地元に正確な説明をしてこなかった防衛省の姿勢が問題。精緻な発言を心掛けるべきだ」とまくし立てた。
 国民民主党の小熊慎司氏(比例東北)は「安全に落下すると住民にうそをついたのか、不具合を見抜けなかったのか。いずれにしても問題で、防衛省が兵器を買う能力がないことを露呈した」と批判した。
 河野太郎防衛相は「地元の皆さまに迷惑をお掛けした」と陳謝した。


関連ページ: 秋田 社会

2020年07月09日木曜日


先頭に戻る