秋田のニュース

東北整備局、雄物川に監視カメラ41基増設 ウェブで画像提供

スマートフォンに表示された「川の水位情報」。河川監視カメラの撮影画像から雄物川の様子が分かる

 全国で相次ぐ豪雨災害を踏まえ、東北地方整備局は秋田県内を流れる雄物川と支流に河川監視カメラを41基追加し、計50基で運用を始めた。ウェブサイト「川の水位情報」に画像を5分間隔で提供。スマートフォンなどで増水や氾濫の状況を確認できる。
 大雨による水害がたびたび発生し、2018年5月には秋田、大仙両市の流域で氾濫が起きた雄物川に35基を新設したほか、支流の玉川に1基、皆瀬川に3基、成瀬川に2基のカメラを今年5、6月に備えた。
 いずれも画面が固定された簡易型で、ズームや首振りなど遠隔操作の機能を省いた。太陽光パネルと無線通信を活用して比較的容易に設置でき、月光程度の明るさで撮影が可能という。
 これまでは水位観測所などに遠隔操作の従来型を計9基設けていた。従来型の本体価格が約700万円なのに対し、簡易型は約30万円。機器の単価を抑えた分、設置箇所を増やした。
 湯沢河川国道事務所(湯沢市)の菊地純調査第1課長は「簡易型のカメラでも画質は従来と変わらない。早めの避難判断に活用してほしい」と呼び掛ける。
 「川の水位情報」は一般財団法人河川情報センター(東京)が運営し、全国の増水の状況を確認できる。東北地方整備局は簡易型カメラの設置を北上川や最上川などでも進めている。


関連ページ: 秋田 社会

2020年07月09日木曜日


先頭に戻る