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芸術家の発表の場、動画に活路 宮城県が10万円助成

 新型コロナウイルス感染症で思うように活動できない芸術家を支援するため、宮城県は動画作品の制作を後押しする「トモシビ・プロジェクト」に乗り出す。新作を提供してもらう代わりに、1人当たり10万円を助成する。8月7日まで作品の企画を募集し、10月に動画配信を始める予定。
 発表の場を失った芸術家の活動を応援するとともに、コロナ禍でも県民に文化芸術に触れる機会を提供するのが狙い。仙台市青葉区の東京エレクトロンホール宮城(県民会館)のホームページ(HP)に専用コーナーを設け、動画投稿サイト「ユーチューブ」で視聴してもらう。
 作品は5〜10分が目安で、ジャンルは問わない。音楽活動の紹介や美術作品の解説、公演の要約版などを想定する。
 応募は個人か10人以内のグループ単位で受け付ける。(1)感染拡大防止のため活動を自粛している(2)プロとして1年以上継続している(3)県内在住または県内に拠点がある−などが条件。
 希望者は、県民会館を指定管理する県文化振興財団のHPから必要書類を入手し、メールか郵送で申し込む。芸術団体の関係者らでつくる審査会が選考し、8月下旬に結果を通知する。
 県は最大200人への助成を見込む。消費生活・文化課の担当者は「地元で芸術活動を継続する環境が求められている。『3密』を避けて鑑賞できる利点もある」と話す。
 連絡先は県文化振興財団022(225)8641。


2020年07月10日金曜日


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