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アイリス角田工場、マスク初出荷

「ナノエアーマスク」の生産スペース=宮城県角田市のアイリスオーヤマ角田工場

 アイリスオーヤマは9日、角田工場(宮城県角田市)で新たに「ナノエアーマスク」の国内生産を開始し、仙台市内のホームセンターに初出荷した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、8月には月1億5000万枚の生産体制を整える予定。
 物流倉庫内に設けた生産スペースでは、不織布の製造から裁断、加工、パッケージまで一連の工程を全自動化した設備が稼働。続々と製品ができあがった。投資総額は政府の補助金を活用した約30億円。8月のフル稼働時までに100人を新規採用する。
 ナノエアーマスクは、独自加工した不織布を3層構造の中間層に採用し、蒸れと息苦しさを緩和。異なる太さの繊維を重ね、ウイルスや花粉のブロックと息のしやすさを両立した。幅17.5センチで7枚548円。自治体や交通機関からの引き合いもあるという。
 大山晃弘社長は「感染者数は再び増えており、マスク需要は底堅く推移する。付加価値の高い国産マスクを安定提供したい。コロナ禍の夏場でも快適に過ごしてほしい」と話す。
 生産作業は設備の最終調整と外国人技術者の入国規制のため、6月の開始予定がずれ込んでいた。


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2020年07月10日金曜日


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