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ライブハウス、20分で空気入れ替え 仙台ギグスで試行イベント

イベントではライブハウスのスタッフとリモート出演の歌手が「共演」した=仙台市若林区の仙台ギグス

 新型コロナウイルスの感染拡大でイベントの中止・延期が2月末から続く仙台市若林区のライブハウス「仙台ギグス」で9日、再稼働に向けて感染対策を検証するデモンストレーションイベントが開かれた。
 ライブハウスとしては東北最大級の収容人数1560人の会場に円卓を並べ、宮城県内の関係者ら約40人を招待。20分で空気が入れ替わる空調システムについてギグスの高橋昌勝会長が説明し、社員2人が歌とギター演奏を披露した。バンド「風味堂」の渡和久さんの弾き語り映像とのセッションもあった。
 会場では二重に入場ゲートを設け、それぞれ非接触での検温や消毒を実施。感染情報を伝える県のアプリへの登録を促すなどの対策もアピールした。
 入場の流れやライブを視察した村井嘉浩知事は「非常に素晴らしい対応でモデルになる」と話した。
 国の指針や仙台市内12のライブハウスがまとめたガイドラインによれば、10日から定員の50%を入れたライブが可能となる。しかし、仙台ギグスの出演者は感染が再び急増している東京在住が中心で、9月末までライブは組めない見込みだという。
 ギグスの島貫秀行代表は「元の収益性に戻すには何年かかるか分からず、新しいコンテンツの発信が大事になる。生のライブ文化を絶やさないよう、スタッフと協力して模索していきたい」と力を込めた。


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2020年07月10日金曜日


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