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警察厚生宿泊施設「パレス宮城野」、7月末閉館へ

7月末に閉館するパレス宮城野

 警察共済組合県支部が運営する仙台市青葉区の厚生宿泊施設「パレス宮城野」が今月いっぱいで、営業を終える。利用者の減少と老朽化に伴うもので、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、当初来年3月末に予定した閉館を前倒しする。関係者によると、閉館後の建物と敷地の利用方法は決まっていないという。
 パレス宮城野は鉄骨鉄筋地上5階、地下1階で、延べ床面積約4610平方メートル。最大195人が入る大会議室をはじめ会議、宴会場計10室と客室11室、レストランなどがある。
 前身のみやぎ野会館を移転、新築し1986年に開業。仙台城大手門の意匠を外観に取り入れ、2007年まで神殿や写真室があった。最盛期の1990年には年100組以上の結婚式、披露宴を執り行った。
 近年、利用者が減り続けたことに加え、老朽化した建物や設備の修繕、更新に数千万円かかるため、閉館を決めた。県警厚生課によると、備品など整理し、建物を所有者の県に返すという。解体するか改修して使うかは今後、県が決める。
 宿泊営業は既に終了し、レストランと宴会場を予約制で利用できる。日本酒「警魂」とレトルトの「みやぎの牛タンカレー」などは9月まで、在庫分を販売する見込み。
 板垣誠支配人は「時代の流れとはいえ、閉鎖は残念だ。さまざまな催しを開いて感謝を伝えたかったが、コロナ禍の現状では難しい」と語った。


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2020年07月11日土曜日


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