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仙台空襲慰霊祭 平和への誓い次世代に

犠牲者を悼み、平和を祈って献花する参列者

 仙台市は10日、青葉区の市青年文化センターで、仙台空襲の犠牲者や太平洋戦争の戦没者を悼む合同慰霊祭を開いた。新型コロナウイルス感染を防ぐため、式典開催は見送り、遺族や郡和子市長ら約70人がそれぞれ献花して平和を祈った。
 戦争で21歳の兄・浩さんを亡くした青葉区の主婦高橋瑠美子さん(83)は「当時は角田市に住んでいた。空襲の日は米軍機B29が飛んで行き、遠くの空が真っ赤に染まったことが忘れられない。兄を奪った戦争が許せない」と涙ぐんだ。
 郡市長は献花後、報道陣の取材に応じ「今の平和で豊かな暮らしは戦争の犠牲の上に成り立っている。戦争の悲惨さと平和の尊さを次の世代にしっかり引き継ぐ必要がある」と語った。


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2020年07月11日土曜日


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