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太宰の青春、泊まって体験 青森・大鰐の老舗旅館が特別プラン

太宰が宿泊したとされる和室
明治初期に創業したヤマニ仙遊館
筋子納豆(手前)など太宰の好物が並ぶ朝食(ヤマニ仙遊館提供)

 青森県大鰐町にある太宰治ゆかりの老舗旅館「ヤマニ仙遊館」が、太宰の青春を追体験できる宿泊プランを企画した。当時の面影を残す部屋に泊まり、好物を集めた朝食を堪能するなど、太宰を味わい尽くすひとときを提供する。

 太宰は旧制弘前高時代の1929年冬、下宿先で薬物自殺を図った後、母親と仙遊館を訪れ、2週間ほど静養したとされる。
 宿泊プランは、太宰が滞在したと伝わる2間続きの和室を用意。好んで食べたという「筋子納豆」「根曲がり竹の炒め物」といった小鉢を朝食膳に並べる。
 太宰の行きつけだった弘前市の喫茶店「万茶ン」のコーヒーチケットをお土産として渡し、青春時代を過ごした城下町を散策してもらう。
 一泊朝食込みで1人9000円。4人まで宿泊でき、人数が増えるごとに1人500円割引する。
 5代目当主の菊池啓介さん(53)は「多感な時期の太宰が大鰐でどんな過ごし方をしたのか、想像しながら楽しんでほしい」と話す。予約は同館ホームページhttps://senyukan.com/から受け付ける。
 仙遊館は明治初期の創業。築120年余りの建物は国登録有形文化財に指定されている。


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2020年07月12日日曜日


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