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GoTo「複雑な思い」 仙台市長、前倒しを疑問視

郡和子仙台市長

 「感染者が増えており、複雑な思いだ」。郡和子仙台市長は14日の定例記者会見で、国の消費支援策「Go To キャンペーン」の観光割引が22日に始まることに懸念を表明した。当初は8月上旬ごろとされた開始時期が早まり「前倒しの判断には、いささか思いがある」と疑問を呈した。
 郡市長は「観光業の厳しさは十分に承知している。コロナ疲れではないが、旅行したい国民の気持ちも分かる」とキャンペーンの背景に理解を示しつつ、感染が再拡大する中で実施する効果には首をかしげた。
 「国民は感染には十分注意が必要と分かっている。キャンペーンが始まっても、いきなり全国各地で人の移動が活発化するかというと、必ずしもそうならないだろう。国民の側は観光する時期を十分に見極めるのではないか」と指摘した。
 感染が急拡大する首都圏との往来に関しては「現時点で『控えてください』とは言わない。出掛けざるを得ない人は徹底した対策を講じてほしい」と強調。市内の事業者への休業要請は「どこかに何かを要請する状況にない」と述べた。


2020年07月15日水曜日


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