宮城のニュース

未来像描き伝承活動 語り部ら組織運営学ぶ 仙台で講座開催

語り部組織の人材や財源確保について説明する田尻常務理事

 東日本大震災の語り部らを対象にした「3.11伝承力アップ講座」が14日、仙台市内で開かれ、被災3県の語り部や伝承施設の解説員ら14人が参加した。4回連続の講座で、初回は持続可能な組織運営を学んだ。
 「日本NPOセンター」(東京)の田尻佳史常務理事が人材や財源確保をテーマに講演。「3年先の未来像を描いた上で、資金面は自治体や企業の助成金を一覧化し有効活用することが大切だ」と語った。
 「おらが大槌夢広場」(岩手県大槌町)の神谷未生代表理事は「震災10年を迎える今、中長期的な目標を設定する必要性を再認識した」と感想を述べた。
 講座には、広島市の「復興交流館 モンドラゴン」の松井憲事務局長も登壇し、2014年8月に起きた土砂災害後の伝承活動を報告した。
 講座は計4回。震災の伝承活動に取り組む民間連携組織「3.11メモリアルネットワーク」(石巻市)が主催した。


2020年07月15日水曜日


先頭に戻る