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山形「大沼」が閉店セール 自己破産手続き中

大沼旧店舗で始まったセールに詰め掛けた買い物客=15日午前10時5分ごろ
閉店セールに詰め掛けた買い物客=15日午前10時すぎ

 商業コンサルタント「やまき」(東京)は15日、1月末に突然閉店し自己破産手続きに入った山形市の百貨店「大沼」の旧店舗で「感謝閉店セール」を始めた。9月末ごろまでの予定。
 200人余りの客が午前10時の開店を待ち、衣料品などが並ぶ店内で久々の買い物を楽しんだ。南陽市の主婦須貝春菜さん(37)は「贈答品は大沼の包装紙で贈っていた。なじみの店員にも会いたい」と話した。
 セールは百貨店の再開を探るやまきが土地、建物を所有する山形市の実業家から建物を借り、一部フロアで開催。顧客への感謝と在庫削減が目的で、やまきのグループ会社に雇用された大沼の元従業員が販売している。売り上げの一部を市に寄付するという。
 やまきは実業家から土地、建物を買い取り、店舗再生を目指す方針だが、見通しは立っていない。根抵当権を持つ山形銀行が土地、建物の競売開始決定を受けていることもあり、再生には曲折が予想される。


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2020年07月15日水曜日


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