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宮城の感染者、最多14人 12人は仙台の大学生

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 宮城県と仙台市は16日、新たに男女14人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内で確認された1日当たりの人数としては過去最多。11人は市内の飲食店で宴会を開いた東北工大の学生、1人は4人の感染が判明した接待を伴う飲食店の来店者で、市は2カ所でクラスター(感染者集団)が発生したと断定した。県内の感染確認は計126人、市内は計94人となった。

 県や市などによると、新規感染者は東北工大の20代男子学生11人、自営業の30代女性1人、仙台大の20代男子学生1人、富谷市の50代男性会社員1人。30代女性は無症状、残る13人も重篤ではない。いずれも医療機関に近く入院する。
 東北工大の11人は6日、同じ大学の他の男子学生と計18人で約3時間、宴会を開いた。同日は店内に他の利用客はおらず、従業員4人との濃厚接触もなかった。一部の学生は宴会後、カラオケに行ったとみられる。
 14日に感染が判明した20代男子学生が宴会に参加していたことが分かり、市は残る17人の検査を実施。11人が陽性、2人が陰性だった。4人の結果は17日以降に判明する。市は濃厚接触者を全員把握したとして、飲食店名を公表しない。濃厚接触者は6人で、3人は陰性、3人は結果待ち。
 30代女性は、11日に陽性が分かった20代女性アルバイト従業員の濃厚接触者。10日に20代女性が勤務する接待を伴う飲食店を訪れた。飲食店を経営する40代女性、6日に来店した40、50代男性会社員2人も女性アルバイトの濃厚接触者で既に陽性と判明。飲食店の感染者は計5人となった。
 市は伝票や来店者リストで濃厚接触者を全員把握できたとして、店名を公表しない。残る濃厚接触者のうち9人は陰性、1人は県外の機関に検査を依頼した。
 仙台大の男子学生は3日に嗅覚障害などの症状があり、10日に発熱。15日に帰国者・接触者外来を受診した。濃厚接触者は10人で、市は関係を明らかにしていない。
 富谷市の男性会社員は7日に悪寒と発汗の症状があり、9日に医療機関を受診。14日にせきの症状が表れ、15日に帰国者・接触者外来を受診した。6〜10日に出勤し、通勤時に公共交通機関の利用はなかった。


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2020年07月17日金曜日


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