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宮城知事、新型コロナ集団感染店名の公表を検討

 新型コロナウイルスの感染再拡大を巡り、宮城県の村井嘉浩知事は17日、「クラスター(感染者集団)となりうる施設の店名公表を検討したい」と述べ、公表の在り方を独自に探る考えを明らかにした。理由については「当然、抑止力のため」と説明した。

 若年層に感染予防策の徹底を呼び掛けた郡和子仙台市長との緊急共同記者会見で表明した。クラスターが発生した施設に加え、感染症対策が十分でない施設も、店名公表に向けた客観的な基準を設定できるかどうか今後詰める。村井知事は「仙台市と協議し、なるべく早く統一した見解をまとめたい」と意欲を見せた。
 県と市は現在、濃厚接触者を把握して感染拡大の恐れがないと判断した場合は店名を公表していない。
 郡市長は「(クラスターの発生場所に)市民の関心が強まれば、対策を講じている他の店にも大きな影響が及ぶ。コロナと共存し社会経済を回すことに逆行する事態になれば、判断せざるを得ない」と公表の必要性に一定の理解を示した。
 飲食店への営業自粛の再要請に関し、村井知事は現段階で否定的な見解を示したが、「今後患者が増えれば、専門家の意見を聞き、一定の基準を設けた上で判断する」と語った。
 患者の増減に応じ確保する病床数を設定する「みやぎアラート」は17日時点でレベル2を継続。判断の基本指標となる直近7日間(10〜16日)の新規感染者数は26人、病床占有率は17%で、レベル3の基本指標(51人以上、40%以上)を下回った。


2020年07月18日土曜日


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