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ユアスタに歓声再び J1仙台、観客入れ試合再開

試合前、サポーターにあいさつする仙台イレブン

 サッカーJ1仙台は18日、仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台でのリーグホーム戦で、約5カ月ぶりに観客を入れた試合を再開した。来場した2597人は、新型コロナウイルス感染予防に気を配りながら久々の観戦を堪能。試合は仙台が札幌と2−2で引き分けた。
 感染予防のため、観客数の上限は定員の2割ほどの約3400人に絞った。来場者は検温した上で入場し、客席の左右と前後を空けて観戦。一部の空席には、クラブが事前販売したチームカラーに近い色のTシャツをかぶせて雰囲気を盛り上げた。
 応援歌や鳴り物の使用は禁止され、観客は好プレーのたびに拍手を送った。花巻市の会社員八重樫健さん(52)は「生で観戦できず、やきもきしていた。気持ちは込めつつ、動きは最小限に抑えて応援したい」と話した。
 それでも、FWジャーメイン良の先制ゴールにMF椎橋慧也が追加点を奪うと、我慢できずに歓声も上がった。試合は2点リードを守り切れずドローの結果に、スタンドからため息が漏れた。
 満員なら2万人近いサポーターらの熱気が包む光景とは大きく違った。それでも、仙台市若林区の会社員小林正樹さん(32)は「地下鉄でスタジアムに向かっている時からワクワクが止まらなかった。試合を間近で見られる日常がやっと戻ってきた」と喜んだ。


2020年07月19日日曜日


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