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仙台で新たに4人感染 計100人超える 

 仙台市は20日、男女4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。内訳は20代無職男性と20代男子学生、30代女性会社員、自営業の40代男性。市内の感染確認は計103人となり、100人を突破した。宮城県内は計136人。
 市によると、20代の2人は東北工大生の濃厚接触者。3人は8日に計5人で市内のカラオケ店を訪れた。東北工大生は6日、クラスター(感染者集団)が発生した市内の宴会に参加していた。今回感染したのは別の学校の学生で12日に頭痛があり、10日以降は通学していない。
 宴会に参加し、陽性が判明した東北工大生15人の濃厚接触者は20日時点で計87人に増えた。県外在住者を含む3人が陽性、39人が陰性と分かり、45人は21日以降に結果が判明する。東北福祉大は20日、学生1人の感染を公表した。
 30代女性は12日に発熱し、19日に帰国者・接触者外来を受診。10、13日に出勤した。40代男性は民間の検査機関で陽性と分かった。現在は無症状。新規感染者4人は近く入院する。重篤な状態ではない。

◎「医療体制影響ない」

 仙台市内の新型コロナウイルス感染者が20日、累計100人を超えた。4月下旬に感染拡大の第1波が収束したが、6月18日から再び陽性患者が増え始め、クラスター(感染者集団)も発生。ただ、入院・療養者は待機者を含め27人にとどまり、市は医療提供体制に影響はないと説明する。

 市内の感染者の累計と入院・療養者の推移はグラフの通り。
 第1波は2、3人目の感染者が確認された3月29日以降に急増し、19日連続で陽性患者が出た。英国風パブ、保育園、英会話教室の3カ所でクラスターが発生し、入院・療養者は4月18日に最多の54人に達した。29日以降は一転、50日連続で新たな感染者がなく、入院・療養者も徐々に減り、5月27日にゼロとなった。
 6月18日に再び感染者が発生し、入院・療養者もじわりと増え始めた。7月16日、市内の飲食店で宴会を開いた東北工大の学生11人の感染が判明。入院・療養者も急増したが、退院の基準が緩和され、第1波ピーク時の半分にとどまる。
 市保健所の下川寛子所長は20日の記者会見で「感染経路不明はあるものの、市中感染が広がっているかどうかは、はっきり言えない」と語った。「若い感染者が多く、入院後もすぐに宿泊療養に移る。入院患者がどんどん増える状況にない」との見方を示した。


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2020年07月21日火曜日


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