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仙台の累計感染者100人超 郡市長「看過できない」と警戒感

 郡和子仙台市長は21日の定例記者会見で、市内の新型コロナウイルス感染者が累計100人を超えたことに「新たな局面に入った。感染拡大の第2波でないものの、この状況は看過できない」と警戒感を示した。
 郡市長は「100人を超えたことは重く受け止めないといけない。最近の感染者は10、20代の若者が中心。既往症があり、リスクの高い方や高齢者に感染が広がり、重症患者が出ることを懸念する」と語った。
 医療提供体制に関しては「病床が足りなくなる状況ではない。検査体制も充実し、第1波の時とは違う。市中感染の状態とも言えない」と説明。「一人一人が感染するリスク、感染させるリスクを自覚し、慎重に行動すべきだ」と述べた。
 市はクラスター(感染者集団)発生が懸念される施設名の公表基準の検討を県と始めた。「市民が安心できる情報発信が重要な一方で、プライバシー保護も大切。施設の利用者を全員把握できていても、公表した方が市民は安心なのかどうか見極めたい」と話した。
 22日に始まる国の観光支援事業「Go To トラベル」には「もう少し早く(制度の詳細を)示してほしい」と注文。「東京都民は来ないでと申し上げないが、自分が感染源になるとしたら、とんでもないと思う人も多いのではないか」と推測した。
 市民には「首長が個人の行動に制限をかけることに抑制的」と旅行自粛は求めず「感染対策を講じて楽しんでほしい」と強調した。


2020年07月22日水曜日


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