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幻の果物「ポポー」、岩沼でジェラートに 23日発売

ポポー(右)を活用し、商品化したジェラート

 宮城県岩沼市北長谷の元市職員宍戸幸次さん(68)が「幻の果物」といわれる北米原産のポポーの特産化に挑戦している。商品化の第1弾としてジェラートを開発。市内のアイスクリーム店で23日に発売する。
 ポポーはオレンジ色の果肉で、ねっとりとした食感が特徴。熟すと甘味が増し、クリーミーな味わいとなるため「森のカスタードクリーム」とも称される。国内には明治期に持ち込まれたとされるが、傷みやすく、市場にはほとんど流通していない。
 宍戸さんは2014年秋、地元でポポーを育てていた知人に試食させてもらい、「岩沼の特産品になる」と思い立った。15年3月、苗木100本を購入し、市内の協力者ら9人と共に栽培を始めた。19年秋の収穫量は約200キロとなった。
 商品化に向け、岩沼市中央のアイスクリーム店「気になるアイスの店」代表の斎敦子さん(61)ら5人とプロジェクトチームをつくり、検討を重ねた。名取市のジェラート専門店「ナチュリノ」に製造を依頼し、今月上旬に完成した。
 斎さんは「マンゴーやバナナのような香りで、食感は滑らか。『健康』が花言葉で、子どもからお年寄りまで笑顔になれたらいい」とPR。宍戸さんは「カットフルーツとして提供したり、別の商品を考えたりして、ポポーを岩沼の特産品にしたい」と意気込む。
 ポポーのジェラートは60ミリリットル入りで1個350円。気になるアイスの店で23日から、200個限定で販売する。連絡先は気になるアイスの店0223(22)2706。


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2020年07月22日水曜日


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