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秋田の夏はこれ 名物「こおり水」復活 人気じわり再燃

一番人気のソルダム。甘酸っぱさが口に広がる

 秋田市中通のカフェ「赤居文庫」のかき氷が人気を集めている。2016年に惜しまれながら閉店した同市楢山本町の「斎藤もちや」の名物かき氷「こおり水」の作り方を旧店主の斎藤武さん(79)から教わり、再現した。担当者は「秋田の夏の名物を次の世代に伝えたい」と意気込む。
 斎藤もちやは1935年に創業。大福餅や赤飯といった商品のほか、創業時から夏になると「こおり水屋」としてかき氷を売っていた。砂糖を煮詰めたシンプルなシロップと薄く削った細かな氷が人気で、市民らに長く愛されたが、後継者の不在から16年に81年の歴史に幕を下ろした。
 かき氷の復活は赤居文庫を運営するグリーンコーヒーファーム(秋田市)の村上雅彦社長の働き掛けで実現。斎藤さんがシロップのレシピや氷の削り方を特別に伝授した。
 かき氷はレモンやグレープフルーツなど11種(660〜1100円)を販売。白玉や練乳といったトッピング4種も当時を再現した。人気はスモモの一種のソルダムで、口溶けの良い氷と甘酸っぱさが口に広がる。
 3日の販売開始以来、かき氷のうわさを聞き、店を訪れる人が多いという。相馬万穂(まほ)店長は「再現するプレッシャーはあったが、昔を懐かしんでくれる人が多くてうれしい。若い人にも名物のかき氷を楽しんでほしい」と話した。
 連絡先は赤居文庫018(801)5001。


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2020年07月18日土曜日


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