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「流域治水」推進へ 宮城県が豪雨に備え素案、幅広く対策

 昨年10月の台風19号の教訓を踏まえ、宮城県は22日、今後の豪雨に備えた県管理河川の治水対策の素案を示した。堤防などの整備に加え、住まいの在り方の工夫も促すなどハード、ソフト両面で幅広く対策を講じる「流域治水」を推進し、被害の最小化を図る。
 仙台市内で同日あった県の治水対策在り方検討会で説明した。舗装化などによる決壊しにくい堤防の整備、河川敷に茂る雑木の伐採などを計画的に実施。水位計や監視カメラの設置箇所も増やす。
 ソフト対策では、水防法に基づき指定した以外の小規模河川にも浸水想定区域を設定。市町村と連携し、土砂災害や浸水する危険がある場所に住宅を建てない地域づくりを進める。
 排水路に調整板を設置するなどして、水田から河川への排水量を抑える「田んぼダム」の導入も検討する。
 県は9月予定の検討委員会で、治水対策の最終案をまとめる方針。


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2020年07月23日木曜日


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