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宮城・気仙沼の2代目えびす像、立ち姿再び 釣りざお部分修復し神社に奉納

奉納された2代目えびす像を見る神山さん

 宮城県気仙沼市魚町の神明崎の2代目えびす像が23日、近くの五十鈴神社に奉納された。東日本大震災の津波で流失したが、海底で発見。やや変色があるものの、福々しい立ち姿が約9年4カ月ぶりによみがえった。
 像は元あった位置のすぐそばの海底(水深約2メートル)で昨年11月に発見され、今年1月に引き揚げられた。折れた釣りざお部分を修復し、神社境内に設置した。
 初代の像は1932年に建立。太平洋戦争で金属として軍に回収された。2代目は88年の建立で高さ1.5メートル。津波で流され見つからなかったため、2017年に漁業関係者らが「建立委員会」を設立、今年5月に3代目が再建された。
 五十鈴神社宮司の神山正志さん(71)は「100人がかりで探しても見つからなかった2代目が戻り、感無量だ。3代目と一緒に気仙沼を見守ってほしい」と話した。
 23日は神明崎で3代目建立記念式典もあり、制作者で仙台市出身の彫刻家翁観二さん、「ヱビスビール」を販売する縁で再建を支援したサッポロホールディングスに感謝状が贈られた。


2020年07月24日金曜日


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