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お蚕さま立派な繭を 南三陸・戸倉小、伝統の養蚕体験

飼育した蚕をまぶしに移す児童(写真の一部を加工しています)

 宮城県南三陸町戸倉小(児童60人)の4年生13人が24日、繭を採るため蚕を木枠に入れる「じょうぞく」の作業を体験した。
 児童たちは、6月末からふ化直後の蚕の飼育に取り組んだ。この日は地域住民の協力を得て、桑の葉を食べて体長7センチほどに育った蚕約1万匹を、飼育台から四角に仕切られた「まぶし」と呼ばれる木枠に移した。
 繭かき作業は8月1日に予定している。久保田莉央さん(9)は「蚕を均等にまぶしに入れるため、重さを量るのが難しかった。みんなで繭を採るのが楽しみ」と笑顔を見せた。
 養蚕体験は30年以上続く伝統行事。繭は交通安全のマスコットや卒業式で6年生が胸に付けるコサージュに使われる。
 講師を長年務める阿部一郎さん(73)は「蚕の一生のサイクルを勉強するのは全国でも珍しいと思う。生き物との関わり方を学んでほしい」と話した。


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2020年07月25日土曜日


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