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うみの杜水族館 ヨシキリザメ飼育2年 国内の飼育最長記録を更新中

飼育開始から2年を迎えたヨシキリザメ。国内最長記録を日々更新する=27日、仙台市宮城野区の仙台うみの杜水族館
飼育開始から2年を迎えたヨシキリザメ=27日

 仙台うみの杜水族館(仙台市宮城野区)のヨシキリザメが27日、飼育開始から2年を迎えた。同水族館が持つ飼育日数の国内最長記録252日を既に上回り、日々更新を続ける。環境変化など刺激に敏感で育てるのは難しいとされ、全国でも飼育例自体が少ない。
 記念日を迎えたのは雄のヨシキリザメ。2018年7月27日、宮城県の志津川湾で漁師が定置網で捕獲し、水族館に寄贈して飼育が始まった。当時の体長は51センチだったが、2年たって103センチと倍に成長。体重も当時の10倍以上の3.6キロ(計算値)まで増えた。
 ヨシキリザメは細長い体と大きな胸びれ、背中の鮮やかな青色が特徴。捕獲しても死んでしまう場合が多く、生きている姿を見ることは漁師も難しいという。
 水族館は水槽内の水流や照明を自然な状態に近づけるなど刺激に配慮する。1日最低3回の健康観察を実施し、泳ぎ方の変化などに細心の注意を払う。
 飼育担当の大谷明範さん(39)は「ヨシキリザメは三陸の海に欠かせない生き物。今後はマンボウやサバなどと一緒に展示し、魅力をより忠実に再現していきたい」と語った。


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2020年07月27日月曜日


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