青森のニュース

かぼちゃ1個1万円 「一球入魂」八戸で初競り

店頭に並んだ一球入魂かぼちゃ=27日、八戸市
競りにかけられた「一球入魂かぼちゃ」

 青森県下北地方を中心に栽培されている「一球入魂かぼちゃ」の初競りが27日、八戸市中央卸売市場であった。1株に一つだけを結実させ、濃厚な甘味とほくほく感が特長のブランドカボチャ。1個1万円の最高値が付いた。
 入荷したハウス栽培品は昨年まで東京市場に出荷されてきた。新型コロナウイルスの影響で結婚披露宴などでの需要減が見込まれ、出荷先を県内市場に切り替えた。
 2.5〜2.85キロの15個が競りにかけられ、最低価格は4000円だった。大半は八戸市内で流通するとみられる。例年、八戸で取引される露地ものは1個1000〜1500円が相場という。
 最高値で競り落とした同市のスーパーやまはるの長倉敏文商品部長は「毎年買っているので、恩返しの気持ちも込めた」と話した。
 出荷したむつ市の農業生産法人「下北カンブリア農場」の常田嘉一郎社長は「自信を持って出荷したので、高値が付けばと思っていた」と喜んだ。
 一球入魂かぼちゃは通常、1株に5〜10個できる実を1個にして育てる。冷涼で寒暖の差が激しい気候の下で成長するため、糖度は高級メロン並みの15、16度まで高まるという。


関連ページ: 青森 経済

2020年07月27日月曜日


先頭に戻る