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仙台市、補正29億6567万円増 学校の水道蛇口改修へ

仙台市役所

 仙台市は27日、新型コロナウイルス対策費を計上し、29億6567万円を増額する一般会計補正予算案を発表した。本年度4回目の編成。市立学校などの水道蛇口の改修費、路線バスの運行継続支援費などを盛り込んだ。市バス、市地下鉄、市立病院の3企業会計の補正予算案とともに30日招集の市議会臨時会に提出する。(1面に関連記事)
 市立学校と保育所の感染症対策に計1945万円を充て、水道蛇口を肘で扱えるレバー式に付け替える。児童生徒1人につき1台のタブレット端末を配備する経費に1億991万円を追加し、端末の初期設定作業を民間委託するなどする。
 感染拡大の影響で利用客が激減する路線バスの運行継続のため、市交通局や宮城交通(仙台市)など市内5事業者を対象に、保有するバス1台につき20万円の奨励金を支給する。
 保育所、幼稚園、児童クラブ、児童養護施設などに勤務し、利用者との接触を伴う職員約1万3000人には、1人5万円の慰労金を支給する。経費6億9458万円を盛り込んだ。
 帰国者・接触者外来を担う医療機関には、1日2万500円と検体採取1件につき3000円を支給し、収入確保の一助にする。行政職員が行っている検体搬送を民間委託する費用1604万円も盛り込んだ。
 感染拡大による失業者、内定取り消し者を会計年度任用職員として雇用する。8428万円を計上し、50人定度の採用を予定する。
 第4弾となる緊急経済対策、特別定額給付金の対象から漏れた新生児がいる世帯への5万円給付などの経費も盛り込んだ。
 歳入は地方創生臨時交付金など国庫支出金が29億2967万円を占めた。市は財政調整基金から2281万円を繰り入れる。
 企業会計はバスが3900万円、地下鉄が1700万円、病院が2400万円を増額する。バスや地下鉄車内の抗ウイルスコーティング、病院職員への特殊勤務手当の費用を計上した。


2020年07月28日火曜日


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