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仙台空港に検疫探知犬 ギガと琥珀が着任

肉製品が入ったスーツケースをかぎ分けるデモンストレーションを行う検疫探知犬の琥珀=仙台空港

 仙台空港(名取市、岩沼市)に、家畜の悪性伝染病や病害虫が国外から侵入するのを防ぐ動植物検疫探知犬2匹が配置された。29日に報道陣にお披露目され、探知活動のデモンストレーションを実施した。
 ギガと琥珀(こはく)はともに雄で1歳のビーグル犬。農林水産省の動物検疫所と植物防疫所が2日に配置した。検疫の対象となる肉製品や果物などを手荷物からかぎ分けて発見する訓練を受けており、アフリカ豚熱、口蹄疫(こうていえき)、鳥インフルエンザといった家畜の伝染病や、ミバエなどの病害虫の国内侵入を防ぐ役割を担う。
 デモンストレーションは「仕事場」となる国際線入国検査場であった。2匹はそれぞれ、5個のかばんの中からビーフジャーキーが入ったかばんをかぎ当て、お座りのポーズで「ハンドラー」と呼ばれるスタッフに知らせた。
 新型コロナウイルスの影響で仙台空港発着の国際線は運休しており、2匹は当面、空港内で実地訓練を続け探知技術の向上を図る。
 動物検疫所北海道・東北支所仙台空港出張所の籠島恵介所長は「検疫探知犬の配置で作業をより効率化させ、畜産物や果物などの国内持ち込み禁止品が入らないよう万全を期したい」と述べた。
 農水省は全国の国際空港などに検疫探知犬導入を進めており、現在96匹が活動。2020年度末までに140匹を配置する。


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2020年07月29日水曜日


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