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山形、秋田で記録的豪雨 最上川中流氾濫、住宅地で浸水

大雨の影響で最上川が氾濫し、浸水した山形県大江町の住宅地=28日午後5時20分ごろ

 東北地方は28日、梅雨前線や低気圧の影響で大雨となり、秋田、山形両県で記録的な豪雨を観測した。日本海側南部を中心に29日朝にかけて大雨となる見込みで、仙台管区気象台は土砂災害や河川の増水、氾濫への警戒を呼び掛けた。
 国土交通省新庄河川事務所などは29日午前0時ごろ、山形県大石田町の最上川中流で氾濫が発生したと発表した。大江町では住宅地が浸水した。秋田県は28日朝、ともに雄物川支流で大仙市大曲地区を流れる福部内(ふくべない)川と、秋田市雄和地区の新波(あらわ)川で氾濫を確認。両県と福島県では、道路近くの斜面などで土砂崩れも発生した。
 河川の氾濫や土砂災害の恐れがあるとして、山形県内では山形市など10市町村が約2万5000世帯、7万5000人以上に避難指示を発令。1000人以上が避難所に身を寄せた。秋田県では大仙市と由利本荘市が計90世帯に避難指示を出した。
 気象庁によると、28日午後9時までに記録した24時間降水量の最大値は、鶴岡市荒沢226.5ミリ、長井206.5ミリ、東根152ミリ、大仙市大曲171.5ミリ、村山141.5ミリなど。長井、東根、村山では観測史上最大を記録した。
 29日も低気圧や湿った空気の影響で、東北南部を中心に雨となる見込み。同日午後6時までの24時間雨量は、東北の多い所で100ミリと予想されている。


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2020年07月29日水曜日


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