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「ついに」「ショック」県民に警戒感 岩手で初の感染確認

岩手県内初の新型コロナウイルス感染確認について記者会見する達増知事(左)と谷藤市長=29日午後8時10分ごろ、岩手県庁

 新型コロナウイルスの感染者が全国で唯一未確認だった岩手県で29日、感染者が2人発生した。県内初の感染者の確認に、盛岡市民には「ついに」「ショック」と警戒感が広がった。達増拓也知事は感染防止と冷静な対応を呼び掛けた。
 「ついに出たという印象だ。最近は人の往来が多く、今まで感染者が出なかったことがおかしいくらい」。文具店経営菊池保宏さん(39)は落ち着いた表情で語った。
 会社員男性(53)も「東京の状況を見ればいずれ岩手で出ると思っていた。手洗い、うがいなど基本的な対策を続けたい」と気を引き締めた。
 スナック経営の川村明美さん(65)は自粛傾向が強まることを恐れる。「また客が来なくなるのが怖い。どうしたらいいのだろう」と不安を隠せなかった。
 達増知事と谷藤裕明盛岡市長は29日午後8時、県庁で共同記者会見を開いた。
 県内は感染1例目の発生を恐れて緊張感が高まっていたさなかで、達増知事は「岩手も例外ではない。誰もが感染者になり得る」と感染者への配慮を求めた。谷藤市長は「3密を避け、感染対策を徹底してほしい」と呼び掛けた。


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2020年07月30日木曜日


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