山形のニュース

山形豪雨、2438人避難 最上川4カ所で氾濫、住宅浸水

大雨で浸水した住宅地から消防隊員に救助される住民=29日午後4時10分ごろ、山形県村山市

 梅雨前線や低気圧の停滞で山形県内は29日未明まで大雨が降り続き、最上川流域の大石田町や大江町、白鷹町、大蔵村などで住宅の浸水被害が発生した。最上川は28日深夜から29日早朝にかけ、大石田町と大蔵村の計4カ所で氾濫した。
 29日時点で、床上・床下浸水が最も多いのは大石田町の116棟。県のまとめによると、浸水は大江町が29棟、白鷹町21棟、大蔵村17棟などとなっている。
 31市町村に避難所180カ所が開設され、避難者は11市町村の計2438人(29日午前8時半時点)。尾花沢市と大石田町の計約5400戸は29日午前9時から断水が続く。
 冠水などで、東北中央自動車道の東根−東根北インターチェンジ(IC)下り線、大石田村山−尾花沢IC上下線で通行止め。JR東日本仙台支社によると、29日に終日運転を見合わせた山形新幹線山形−新庄間は30日始発から再開の見通し。在来線は、陸羽西線新庄−余目間で再開のめどが立っていない。
 道路が土砂で埋まり、村山市など5市町村で一時300世帯900人以上が孤立したが、ほぼ解消された。東北電力によると、停電は最大で9市町村約2900戸に及んだが、大石田町の2戸を除いて復旧した。
 県によると28日夜、酒田市の90代女性が避難中に転倒し足を骨折した。


関連ページ: 山形 社会

2020年07月30日木曜日


先頭に戻る