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Jヴィレッジ23年の歩み、60メートルの壁面に

テープカットで一般公開を祝うJヴィレッジ関係者

 東京電力福島第1原発事故の対応拠点となったサッカー施設Jヴィレッジ(福島県楢葉、広野町)に、1997年のオープンからの歩みを当時の写真などでたどる「Jヴィレッジストリート」が完成し、一般公開が始まった。
 施設内の建物3棟の通路計60メートルの壁面に写真約170枚をデザイン。「オープン−東日本大震災」「震災−2019年の全面再開」「全面再開−現在」の3ブロックに展示を分け、施設の歴史を紹介する。
 強化合宿などで利用したサッカー日本代表や、女子日本代表「なでしこジャパン」のサイン入りユニホームを展示。02年日韓ワールドカップ(W杯)でキャンプを張ったアルゼンチン代表のユニホームも飾られている。
 Jヴィレッジは震災で営業を休止し、原発事故の対応拠点として使われた。19年4月に営業を全面再開。19年度の来場者は約49万人となり、震災前水準を回復した。
 28日、公開開始のセレモニーがあった。上田栄治副社長は「震災と原発事故を経て復活した歩みを多くの人に感じてほしい」と話した。営業時間内の午前6時〜午後10時に見ることができる。


2020年07月30日木曜日


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