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未利用日のオフィス転貸OK 仙台にシェア型複合施設開設

転貸できる個室オフィス。木目調の内装を施し、落ち着いた雰囲気を演出する=仙台市青葉区

 仙台市青葉区の建築業エコラは、同区二日町の築38年のビル1棟を全面改装し、賃貸のオフィス、飲食店、住宅を組み合わせたシェア型複合施設「TNER(トナー)」を1日、オープンさせる。契約者がオフィスを使わない日には一部を転貸できる新しい仕組みを取り入れた。
 TNERは借りるを意味する「RENT」の逆さ読みで、「賃貸の常識をひっくり返す」との思いを込めた。ビルは鉄骨鉄筋コンクリート造10階で、延べ床面積2075平方メートル。3月に改装を完了した。
 3、4階のオフィスは1〜10人用の計19の個室やフリーデスク、キッチンを備える。契約者が空き会議室や休日のオフィスをまた貸しすることで収益を生み出し、固定費を抑えられる。個室の利用料は月3万5000円から。
 2階は飲食と菓子製造の計2区画を1日1万円、夜間は1時間1000円で貸し、気軽にチャレンジしやすい環境をつくる。5〜10階は住宅25戸があり、料理教室やギャラリーといった2次利用を想定する。
 エコラの百田好徳社長(43)は「オフィス階は交流の場になりやすいシェアキッチンを中心に据えたのが特徴。起業家やIT企業の受け皿になり、新しいビジネスを生み出す空間にしたい」と話した。


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2020年08月01日土曜日


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