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女川小・中学校、最後の終業式 全校生感謝込め一斉清掃

学校での出来事を振り返りながら教室を清掃する女川小の児童ら
宮城県女川町の女川小と女川中で校舎のお別れ行事があり、女川中では生徒全員で集合写真を撮った。児童生徒は施設一体型の小中一貫教育学校で23日に2学期を迎える=31日午前9時30分ごろ

 施設一体型小中一貫教育学校として新たなスタートを切る宮城県女川町の女川小(児童196人)と女川中(生徒103人)で31日、最後の終業式があり、在校生が思い出いっぱいの校舎に別れを告げた。
 女川小では校内放送による終業式に続き、児童が校舎の思い出を絵に描いたコンテストの表彰式を実施。校長先生賞に選ばれた3人の児童に賞状が手渡された。最後に全校生徒が校内を一斉清掃し、学びやに感謝を伝えた。
 6年佐藤海生(みう)さん(12)は「楽しかったことも先生に怒られたことも、いい思い出。寂しさはあるが、新しい学校でしっかり勉強したい」と話した。
 女川中では生徒会がお別れ会を体育館で開いた。校舎内で撮影した学校に関するクイズ動画を上映後、全員で記念写真を撮った。生徒会執行部の3年木村奏子(かなこ)さん(14)は「体育館での合唱コンクールが印象深い。3年間自分を成長させてくれた場所にありがとうと言いたい」と振り返った。
 両校は1日から夏休みに入る。7日までに引っ越しを完了させ、23日に新校舎での生活が始まる。
 町では東日本大震災を機に3小学校と2中学校がそれぞれ統合し、2013年に女川小、女川中として開校した。町は両校とも校舎を解体せず、活用方法を検討する。


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2020年08月01日土曜日


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