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<いぎなり仙台>体験すっぺ! 華道(仙台・池坊いけばな華道教室華遊) 一瞬の美を求め勉強

「緊張せずに自由に」。秀翠さん(左)の指導を受け、七夕をモチーフにした作品を生ける記者

 子どもの頃は花が好きな祖母に連れられて、よく花屋に行ったものだが、今では年に1回程度。そんな自分が華道なんて、と不安を胸に訪れたのは仙台市青葉区の「いけばな華道教室 華遊」。小学生から60代までの男女計25人が通っている。
 流派は室町時代から続く最古の「池坊」。3種類の生け方のうち、決められたルールで生ける「生花(しょうか)」、思うままに仕上げる「自由花」に挑戦した。
 「もう少し短く切って」
 「奥に挿しましょう」
 主宰する秀翠さん(42)の手ほどきを受け、長さや配置を調整しながら見よう見まねで生けてみた。
 少し横にずらしたり、後ろに傾けたりすることで、作品全体の雰囲気が大きく変わる。花同士を近づけ過ぎないように、立体的なバランスを取るのが難しかった。
 秀翠さんに手直ししてもらい、1時間ほどで三つの作品を完成させた。七夕をテーマにした作品は、ササの代わりにイタリアンルスカスを使い、5色の短冊をあしらった。
 季節行事に合わせ、楽しみながら体験できた。華道の難しいイメージはすっかり消えた。
 生けてから作品の命は長くても1週間。「華道には終わりはない。一瞬の美しさを求め、一生勉強です」。秀翠さんの一言が印象に残った。
 華道の極意は「花と向き合うことは、自分と向き合うこと」。帰り道、花壇や道端に目をやる回数が多かった気がする。
(藤原佳那)

[いけばな華道教室 華遊]仙台市青葉区中央3丁目8の5、新仙台駅前ビル309(仙台駅前教室)。中学生以下の子どもクラス、高校生以上の一般クラスがある。月2、3回で約1時間の稽古。趣味コースか、資格取得を目指すコースを選べる。月謝は一般クラス4400〜6600円(入会金、花代などは別途)。連絡先は090(5235)2292。


2020年08月01日土曜日


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