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高齢者施設でクラスター 仙台のデイサービス利用者、新たに4人感染

利用者と職員の計7人の感染が判明した台原デイサービスセンターが入る建物=仙台市青葉区台原森林公園

 仙台市は1日、新たに70〜90代の女性4人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも台原デイサービスセンター(青葉区)の利用者。3人は重篤ではないが、70代女性は同日夕に容体に変化があり、自宅から医療機関に救急搬送された。市内の感染確認は計127人、宮城県内では計165人となった。
 センターでは既に利用者2人と職員1人の陽性が判明している。感染者は計7人となり、市はクラスター(感染者集団)の発生と判断した。市内のクラスターは6例目、高齢者施設は県内で初めて。
 市によると、新規感染者4人のうち、70代女性は7月23日に発熱などの症状が表れ、医療機関を複数回受診した。センター利用は21日が最後。市は家族2人を濃厚接触者と特定した。
 80代女性2人は、30日に感染が判明した80代男性利用者の濃厚接触者で、最近は23日に利用が重なった。ともに26日にせきなどの症状が表れた。濃厚接触者は1人が家族2人と特定し、もう1人は調査中という。
 90代女性は30日に感染が判明した80代女性利用者の濃厚接触者。最近は24、27日に利用が重なった。31日に発熱があり、帰国者・接触者外来を受診した。濃厚接触者は2人を特定した。
 センター関連の濃厚接触者はこれまで計52人。このうち5人が陽性、17人が陰性と確認され、30人は2日以降に結果が判明する。
 郡和子市長は記者会見し「市立の高齢者施設で複数の感染者が発生し、利用者、家族、市民におわびする。クラスターの封じ込めに全力を尽くす」と語った。


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2020年08月02日日曜日


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