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ねぶたを東京駅構内に展示 竹浪さん作「風神雷神」 7日から

竹浪さんが制作したねぶた「風神雷神」
JR東京駅構内につるされるねぶた「風神雷神」

 青森市のねぶた師竹浪比呂央さん(60)が制作したつり下げ型のねぶたが、JR東京駅にオープンした「スクエア ゼロ」に飾られる。ねぶたの題材は五穀豊穣(ほうじょう)をつかさどる「風神雷神」。青森のねぶた文化を、東京駅で初となる本格的なイベントスペースから発信する。
 新型コロナウイルスや豪雨災害など苦難が続く日本に「明るい実り」があるように−との願いを、風神雷神に込めた。
 大きさはいずれも縦横1.8メートル。風神と雷神が天空にふわりと舞い上がる様子を表現するため、通常のねぶたより顔を下に向け、両脚を高く上げるといった工夫を凝らした。
 JR東日本の子会社が展示を企画。当初は今夏の東京五輪・パラリンピックに合わせ、日本各地の伝統文化を紹介するシンボル的作品となる予定だった。五輪延期後、「中止された青森ねぶた祭に懸ける思いを受け継ごう」と改めて制作を依頼したという。
 「スクエア ゼロ」は3日に開業した商業施設「グランスタ東京」内に開設。ねぶたは7日〜9月22日、吹き抜け部に飾られる。
 竹浪さんは「日本独特の紙と明かりの文化、ねぶたの造形的魅力を伝えたい。来年の青森ねぶた祭に足を運んでもらうきっかけになればうれしい」と話す。


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2020年08月03日月曜日


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