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海づくり大会、宮城で来秋開催へ 県が1年延期を正式表明

 新型コロナウイルスの感染症の影響で開催が見送られた第40回全国豊かな海づくり大会を巡り、宮城県は3日、石巻市を主会場に2021年秋に1年延期して開催できる見通しが立ったと正式表明した。21年の開催予定地である兵庫県、22年の北海道と最終調整を経て、8月中にも決定する。
 県実行委員会総会が同日、仙台市内であり、会長の村井嘉浩知事は全国漁業協同組合連合会(全漁連)と水産庁が2道県と協議を進めてきた経緯を説明。「なるべく早く開催したいと考え、他県や関係機関と調整し、来年度に開催できるめどが立った」と報告した。
 県は今後、共催する「豊かな海づくり大会推進委員会」の岸宏会長(全漁連会長)に大会の延期を申請。天皇、皇后両陛下による放流行事を予定し、宮内庁などと具体的な日程を詰める。兵庫県、北海道は1年ずつ順送りされる見込み。
 総会後、村井知事は、来夏の東京五輪・パラリンピック、来秋の県知事選との日程調整の必要性に言及したが、「開催時期が(当初の計画と)大きく狂うことはないだろう」との見方を示した。
 石巻市の亀山紘市長は「2道県に配慮してもらい、本当に感謝申し上げたい」と述べ、「東日本大震災で甚大な被害を受けた水産業の復興した姿を伝えるため、石巻としても準備に力を入れる」と強調した。
 第40回大会は石巻市を主会場として9月26、27日に開く計画だったが、新型コロナの感染拡大で7月、見送りが決まっていた。


2020年08月04日火曜日


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