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女川町議会、来月にも原発再稼働の是非 請願・陳情の扱い決定

女川原発2号機

 東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)の再稼働を巡り、賛否双方の団体から女川町議会に出されている請願・陳情計6件について、原発対策特別委員会の宮元潔委員長は3日、「お盆明け早々に次回の特別委を開いて討論と採決を行う」と述べた。町議会が9月3日開会予定の定例会で再稼働の是非を表明する見通しが濃厚となった。
 3日にあった特別委終了後の取材に答えた。町議会の意思表明は、東北電の安全協定に基づき申し入れがあった「事前協議」への回答に関し、須田善明町長の判断に影響を与える。
 宮元委員長によると、次回の特別委は今月中旬の予定。委員長を除く10人で採決し、結果を9月定例会にも報告する。
 3日の特別委では提出済み6件のうち、早期の再稼働を求める陳情3件を審議した。委員からは「陳情者が経済的に追い詰められている現状を理解するべきだ」「再稼働による経済波及効果は期待できるものなのか」といった意見が出た。
 宮元委員長は取材に対し「審議を重ねた結果、意見は出し尽くされた」と述べ、採決時期が迫っているとの認識を示した。
 町議会には3月以降、再稼働反対の請願2件、再稼働を求める陳情4件が提出されている。


2020年08月04日火曜日


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