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郡和子仙台市長 定例記者会見 8/5

記者会見で質問に答える郡市長

 郡和子仙台市長の5日の定例記者会見での主なやりとりは以下の通り。

 Q 新型コロナウイルス感染症(第1波)対応の検証結果を公表した。
 A 初めての経験で右往左往した部分はあったものの感染拡大を一定程度、抑え込めたという専門家から評価もあった。しかし、弱い部分も見えた。保健所などの人員体制の確保だ。今、感染拡大は新たな状況にあり、この検証結果が対応に生きてくると思う。

 Q 一番の反省点は。
 A 全国共通だと思うが、保健所支所の人員体制に厳しい状況が続いた。専門職以外が担える部分は一般事務職に振り分けたが、課題があったと思う。その一方で、医療機関との連携は円滑に進んだ面があった。

 Q 今後どう生かすか。
 A 保健所、支所のマンパワー不足が明らかになった。負担軽減策として、帰国者・接触者外来で採取した検体の搬送業務を外部委託する。帰国者・接触者外来である医療機関の体制を守ることも市民の命を守ることに直結する。応援するための予算措置もした。検証結果を生かしながら、緊急対策プランに基づいた対応をしたい。

 Q お盆が近づく。帰省に関する考えは。
 A 家族、友人と計画を立てていると思うが、人が移動すると感染リスクは高まる。県境をまたぐ移動は制限されていないし、国も専門家に意見を聞くという。その内容を注視したい。ただ、感染が爆発的に増えている地域への往来は慎重に検討してほしい。

 Q ガス事業の民営化はコロナ下でも、ほぼ予定通りに進めることになる。
 A 新型コロナが広がり、ライフスタイルやビジネススタイルが変わってきている。一方で自由化を背景にエネルギー事業者間の競争は激しさを増している。こうした状況下で、市民が喜ぶサービスが広がり、地域経済の活性化が進むならば、この時期であっても、いやこの時期だからこそ、民営化は必要なことだと思っている。

 Q 県内3病院が連携・統合の協議を始める。
 A 仙台市民の死因はがんが1位。最近は合併症を持つ人も多くなる状況で、総合的な診療体制を整えることは必要だろう。一方で市内の仙台赤十字病院と東北労災病院は、それぞれ緊急の医療を担う中核的な病院だ。赤十字病院は周産期医療にも大きな力を持つ。どこかに統合され、仙台医療圏に大きな影響が生じては困るわけで、宮城県の議論を注視しつつ、必要なことがあれば話をしたい。


2020年08月05日水曜日


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