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車両内から保守作業 専用車を初公開 JR常磐線富岡−原ノ町間で検証へ

車両内の空間で保守作業が可能な移動作業車

 JR東日本水戸支社は5日、JR常磐線木戸駅(福島楢葉町)構内で、国内で初めて試験導入する保守用車「MMU」を報道各社に公開した。屋外で行っている保守作業を車両内で可能にし、作業員の負担軽減を目指す。
 MMUはドイツ製で、移動作業車と材料運搬車の2両1編成。移動作業車には床面がなく直接線路に入ることができ、天候にかかわらず車両内の空間で巡視や検査が可能だ。作業に応じて車両幅は最大4.4メートルまで広がる。
 材料運搬車はレールや除草剤のタンクなどを格納する。1.5トンの荷物を運べるクレーン2台、リフト1台を装備し、重い作業機械などを扱える。屋根には架線点検台を備え、簡易な修繕作業が可能になる。
 同社は今秋以降、常磐線富岡−原ノ町間でMMUを走らせ、作業の試行や検証を進める。2021年度には測定機器を搭載した検査駆動車1両も試験導入予定で、MMUと併せて作業改善の可能性を探る。


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2020年08月06日木曜日


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