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白石川で流され中学生2人不明 宮城・柴田

中学生2人が行方不明となった現場付近を捜索する消防隊員=6日午後6時10分ごろ、宮城県柴田町

 6日午後1時20分ごろ、宮城県柴田町下名生の白石川で、水遊びをしていた同町槻木中1年の女子生徒2人が流されたと119番があった。宮城県警大河原署や地元消防などが2人を捜索したが発見できず、同日午後6時半で捜索をいったん打ち切った。7日午前6時からダイバーらを投入し再開する。
 同署などによると、不明の2人を含む同級生の女子生徒5人が6日午後0時半ごろから、当初は浅瀬で遊んでいたという。このうち3人が川の深みにはまり、1人は自力で泳いで岸に上がったものの2人が流された。
 現場は阿武隈川の合流地点に近い白石川下流、白幡橋付近。仙台河川国道事務所によると、白幡橋周辺は最大水深約3.5メートルで、川幅は約100メートル。
 槻木中は7日が終業式で、6日は教職員の健康診断のため臨時休校だった。同校は河北新報社の取材に「何も分からない」と話した。

◎「無事で…」捜索見守る

 中学1年の女子生徒2人が流された柴田町の白石川の現場付近には6日、多くの地元住民が集まり、警察などによる捜索を心配そうに見守った。2人が通う槻木中の関係者は「何とか無事でいてほしい」と祈った。
 槻木中の卒業生だという同町の高1女子(15)は母親と一緒に現場を訪れ、「行方不明の2人は知っている後輩かもしれないと心配になって来た」と不安げに話した。2人と同級生の女子生徒(13)は「同じ学年で、身近にいる人が事故に遭うなんて信じられない」とうつむいた。
 現場の白幡橋付近では2018年7月、釣りをしていた仙台大生=当時(19)=が対岸に渡ろうとして流され、死亡する事故があった。
 友人2人と現場を訪れた槻木中2年の男子生徒(13)は「学校から、現場付近は危ないので遊んでは駄目と注意されたことがあった」と語った。
 町教委によると、槻木中では7日午前、生徒に状況を説明するとともに、保健師2人を派遣し、生徒の心のケアに努める。同日夕、保護者会を開く予定。


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2020年08月07日金曜日


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