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南アフリカへ支援の恩返し 宮城・岩沼の震災被災者ら七夕飾り送る

南アフリカを応援しようと制作した七夕飾り=6日、岩沼市役所

 宮城県岩沼市は6日、東京五輪・パラリンピックに向けた復興ありがとうホストタウン事業の一環で、新型コロナウイルスの感染拡大が続く相手国の南アフリカに、終息を願う七夕飾りを発送した。東日本大震災の被災者らが復興支援への恩返しの思いを込め、短冊に応援メッセージをつづった。

 七夕飾りを製作したのは、市内で折り紙作品を手掛ける元市職員の渡辺邦信さん(67)。色とりどりの折り紙1600枚を使い、つるし飾りや吹き流しを仕上げた。被災者らが暮らす市玉浦西地区のまちづくり住民協議会が協力し、住民約40人が七夕に飾り付ける折り鶴を作った。
 短冊には「早くコロナが終息し、笑顔の花が咲きますように」「夢に向かって羽ばたけ」「輝かしい舞台で共に戦おう」などと応援メッセージが寄せられた。
 玉浦西まちづくり住民協議会の森博会長(71)は「震災の時、南アフリカから支援を受け、感謝の気持ちをずっと持っている。コロナが早く終息し、来年は絶対に東京五輪を開催してほしい」と話した。渡辺さんは「日本文化の折り紙を楽しんでほしい」と語った。
 市は外務省を通じて、旧暦の7月7日に当たる今月25日に南アフリカに七夕飾りを届ける予定。市内の小学校と交流のある首都プレトリアの小中高一貫校クロフォード校などに贈る。


2020年08月07日金曜日


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