宮城のニュース

海あり森あり「戸倉」発信 南三陸・ビジターセンター

地元漁師を顔写真付きで紹介する名鑑

 宮城県南三陸町戸倉の「南三陸・海のビジターセンター」が、戸倉地区の情報発信に力を入れている。地域の話題を伝えるウェブ新聞や地元漁師を紹介する名鑑を作り、魅力の掘り起こしに一役買っている。
 町南部の戸倉地区では約1300人が暮らす。ラムサール条約登録湿地の志津川湾に面し、山間部には南三陸杉の森が広がる。ビジターセンターや町自然環境活用センターなど豊かな自然を体験し、学習する施設があり、神割崎キャンプではアウトドアを楽しめる。
 ビジターセンターのセンター長の平井和也さん(57)は「戸倉は全域で自然を楽しめる公園のような地区」と強調。ウェブ新聞は「TOGURA NATUREPARK TIMES(戸倉ネイチャーパークタイムス)」と名付けた。
 取材は戸倉出身のスタッフが担い、学校行事や磯の開口、季節の花の開花など地域に密着した情報を載せている。
 平井さんは「地域ならではの取り組みなどディープな情報も発信していきたい」と話す。
 地元漁師の名鑑は、海や漁業を考える契機にしてもらうため作成した。第1弾は戸倉青年研究会の漁師を中心に20〜50代の21人を取り上げた。漁師になったきっかけややりがい、趣味や特技を顔写真付きで紹介している。
 名鑑はビジターセンターで閲覧できるほか、戸倉ネイチャーパークタイムスに掲載している。製作に携わったスタッフの畠山友美子さん(33)は「漁師の格好良さに気付き、憧れる人が増えてほしい」と語る。


2020年08月10日月曜日


先頭に戻る